GaryYAMAMOTO イモグラブ


「イモグラブ」なるジャンルを確立させたゲーリーブランド。元々はグラブのテールをカットして使用することに端を発したこの形状は、やがて独自のジャンルを確立し、各社から多くのイモグラブ形状製品が発売されたのは皆さん御存知の通り。

素材はフラグラブと同じ。だから…。
後方重心ボディテーパーデザインにより、スライドフォール性能を一段と増した設計。高比重ソルトボディによりノーシンカーでの素早い沈下、優れたキャスタビリティーは言うまでもありません。

頭部の裂傷が特に気になるものでしたが、頭部の直径をアップさせることでこの部分の強度を確保。もちろんワーム素材ですから完璧とまではいきませんが、従来品よりも頭部の裂傷を軽減させています。

イモグラブのスライドフォール性能を生かす使用方法としては、通常では攻略困難なストラクチャーの攻略が挙げられます。オーバーハングした樹木、桟橋、ヘラ台の下、係留ボート等々、「張らず緩まず」のラインテンションを保ちながらフォーリングさせることでイモグラブをグッドスポットへ送り込むことができるのです。

イモグラブ自体は強いアピール性能を持ち合わせてはいません。しかしそれが逆にバスに対してはローインパクトであり、スレっからしにも効果てきめんである最大の理由でもあるのです。特にスレきったバス及び、何らかの要因で体力を消耗しているバスに対しては超スローのズル引きもしくは着底させたままで放置しておくのも有効な方法です。

■サイズ/30:30mm 1.3g、40:40mm 3.5g、50:50mm 5.7g、60:60mm 8.5g
■内容量:10個入り