アングラーズシステム BUX


従来のスプーンは形状的に後方重心のため、水中を水平に泳がすことが不可能でした。
どうしてもテールを下にしながらウォブリングするので、ボトムの状態によっては、根掛かりが多発しましたが、バックスは前方重心なので水平に泳がせる事が可能です。
テールを大きく振りすぎるスプーンだと、フックはそれ以上に振れてしまいます。
複雑な川の流れによっては、魚のくわえるタイミングが合わず、スッポヌケが起こりますが、バックスはバックスウォプリングと名付けたアクションで、左右にテールを振るアクションに加え、小刻みに上下のアクションを起こしますので、フックは常にウォプリングの中心付近にあるとお考えください。深いカップがロツドのほんの少しの動きにも、機敏に反応します。
特に渓流ではこの反応の遅れがアタリを逸することが間々あります。
フロントワイド形状がリーリングスピード(スロー、ファストとも)の限界を高めました。前後にゆれながら水平にフォーリングします。止水のストラクチャー回りでは必要不可欠となります。
フロントワイド形状が、逆引きを行った時に強制的に浮き上がりを抑えます。
深いカップが、肉厚化による泳ぎの重さを追放。ワンランク小型化が可能になりました。5.1g・6.5g(5.1g肉厚タイプ)、9.3g・12.3g(9.3g肉厚タイプ)の4種です。小渓流から本流まで、ほぼ攻略可能です。

■重さ:1.5g、2.5g、3.8g